キャリコンに役立つ資格・検定情報・・・周辺知識の重要性
キャリコンは、知識研鑽を義務付けられていますが、それ以前に、
キャリコン(標準レベル)の知識「だけ」では、
実務では、ほっとんど役に立たないの!!!
だから、キャリコン協議会でも、キャリコンへの不満は
「関係構築が出来ない」
「問題解決に役立っていない」
である、ともうキャリコン全否定なことを言われてしまうわけです。
(これは私が言っているのではなくて、キャリコン協議会が言っているんです。)
しかし、それはハッキリ言って受講生や標準キャリコンの責任ではなくて、講座の内容を決めている厚労省なりの考えもあり、致し方ない部分があります。
だって140時間の内、グループワークや面接練習を除けば、
実際に理論や法令を勉強する時間は半分くらいになってしまいます。
(しかも、ロープレでやることは、繰り返し(鸚鵡返し)、うなずき、あいづちと言った、ちょっと実務で使うと、イラっとされそうな知識・・・汗)
その理論や法令も、学科のレベルを鑑みれば、やはりそこまでハイレベルなものではありません。
例えば、転職を考えるクライアントに対して、
「雇用保険(失業等給付)の受給金額・受給可能期間」をきちんと伝えられるか。
この場合も、自己都合、会社都合の待機期間の違い、年齢、勤続年数、現在の給与といった、情報を得た上で、総合的に判断しないといけない場合もあるでしょう。
(もちろんハローワークにリファーするという選択肢もありますが)
なので、社会保険労務士、FP、中小企業診断士といった資格を勉強される方もいます。
しかし、社労士や中小企業診断士は、勉強に掛かる時間も800~1500時間と長く、ボリュームがありますので、まずは様々な検定を取られるのも1つの手かと思います。
そんなわけで、このカテゴリではキャリコンに役立つ資格や検定試験の情報をお届けしたいと思います。