キャリコン試験合格のための基本書レビュー・・・キャリアコンサルティング理論と実務4訂版
国家資格キャリアコンサルタント試験、キャリアコンサルティング技能検定試験のどちらにも、この一冊は欠かせません。
特に、キャリアコンサルティング協議会のオレンジ本や緑本には、学科試験問題の解答根拠が記載されており、その根拠としてこの「キャリアコンサルティング 理論と実際」が記載されていることが非常に多いんです。
赤本は、一問一答過去問題集として、回転しやすかったり問題数をこなしやすいというメリットはありますが、資格試験合格に非常に大切な「根拠・出典にあたる」というアクションが軽視されているように感じます。(赤本には根拠条文の記載もありません)
また、養成講座のオリジナルテキストでは、使われている文言などが違う場合もありますので、この本でどのように文言が使われているかを確認するのもよいかもしれません。
もちろん、良いところばかりではありません。
・ハンセンのILPの記載がない
・労基法等の労働関係法令の記載が薄い
・心理技法の記載がほぼない
などの欠点があり、この一冊で試験範囲・出題範囲の全てがカバーできる、という意味での「試験対策の基本書」ではありません。
(このエントリーのタイトルは基本の一冊くらいの意味でお考え下さい)
そして、キャリアコンサルタント試験・キャリアコンサルティング技能検定試験といったキャリコン試験受験生にとって、最大の欠点が!!!!
オレンジ本・緑本は「3訂版」のページ数を記載しているので、最新の「4訂版」とは記載ページが合わない可能性がある
なんでイラっとするかもしれません・・・
キャリ協、早く改定してください。(要望)
そんなわけで、私、キャリ魂太郎は、きちんと3訂版のリンクも貼る。
3訂版だと、新ジョブカードとか国家資格制度の記載がないんですけどね。
なので男キャリ魂太郎は、両方買っている。当たり前。
そのくらい、間違いなく、キャリアコンサルタント必携の基本書と言えます。
ところで、この「キャリアコンサルティング 理論と実際」は、私の場合は「木村本」と言っています。
本ブログで「木村本」といえば、この一冊。
覚えておいてくださいね笑