キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

国家資格キャリアコンサルタント試験対策のことなら学科・論述・面接指導まで全てお任せ下さい。試験情報からマル秘予想までキャリコン試験対策オタクのキャリ魂太郎が全力で合格と実務をサポートします。

今後のキャリコン試験を考えてみる。

国家資格キャリコン試験のこれからを少し考えています。


まずね、なんといっても


1.受験人数が少ない。

これはヤバイね。宅建だと20万人くらいだっけ。社労士が4~5万人くらい。行政書士は今どうなのかわかんないけど、一時は10万人近くいってた。今は多分6万人くらいなのかな。

 

キャリコンはどうだろう。両団体合計で3000人ちょい。年3回。(年4回になりました)

 

もちろん、落ちる人が半分いるわけだし、平成28年3月31日までの養成講座修了生が割と人数居るけれど。

 

2.合格率をどうする。

もう、合格率をこれ以上あげることはできない。

学科8割合格とか、みんな勉強しまくり。

でも問題を難しくすることは出来ない。

だって、標準レベルだから。2級は熟練、1級は指導者。

この住み分けを決めている以上、2級より難しい学科はおかしい。

 

もちろん、実技も2級より難しいのはおかしいよね。

だから、国家試験はこれ以上難しく出来ない。

もちろん、2級1級をもっと難しくして、標準レベルの難度を引き上げるのは可能。

でもさ、それ今度はさ、そんな難しいの

「誰が受けんのよ」ってなる。


3.助成金頼みの受験ニーズ


この試験、助成金無くなったら多分7割は受験者減るとみてます。

ハッキリ言って、そのくらい助成金が大きい。

今はキャリア形成助成金でキャリコンしかキャリアドックしちゃだめってなってるから、一応独占業務が有る形になってる。

でも、助成金無くなったら、多分誰も頼まないよ。


産業カウンセラーの方がまだ名前が売れてる。

ていうか、産業カウンセラーって助成金のブーストほぼなし(ちょっとはあったけど)でやってきてるから凄いよね。

公認心理師制度も始まる。


あなた経営者。従業員にメンタル不全がある。

「キャリアコンサルタント
産業カウンセラー
精神保健福祉士
臨床心理士
「公認心理師」

「医師」

「看護師」
「その他民間カウンセラー」

さて誰に頼む?助成金はなし。

もちろん価格にもよるけど、名称がさ、「コンサルタント」の人に頼むかな?

難しいと思う。

他の先行資格に比べると、「キャリアコンサルタント」って制度をまだ知らない人が多いしね。


んでもって、試験がこっから難化したとする。


受験料40,000円。

誰が受けるの。


受けないよね。

だから試験は難しくはできない。

まさかこれ以上合格率上げられない。だけどここから更に下げるのも厳しい。

受験ニーズもヤバい。

そして、単なる名称独占。助成金だのみ。やべえ。

 

3.10万人計画どうなる。

実受験者は、今回2団体足して3000人ちょい。

4回試験で1万人。

半分合格として、毎年5000人ずつ増える。

10年後キャリコン10万人。

わーい。っておい。

 

ならない。ぜってーならない。

今のままでは、この資格はめっちゃコスパ悪い。

特に技能士2級になって国家資格登録しなくなる人も増えるだろう。

そうしたら、もう技能士

国家資格登録必須になるよ。制度破綻するもん。

じゃあもう最初から受けない。って人も増えるはず。


4.養成講座

高い。だからみんな養成講座行ったら受かるまでやる。
けど、もう直接2級やるほうがコスパよくなる。
だって標準と2級の試験内容、ほぼ一緒。

学科はもう同じレベルといって差し支えない。
面接はレベルは違うけど、少なくともキャリ協は十分取り組める。

だからもう養成講座行かない。
最初から実務経験で行く人が増える。

 

5.キャリコンの未来。

じゃああなたなんでキャリ魂塾とか言ってんの。ってなる。

それは、「このまま放置はしないだろ」って見てるんすよ。


私、正直ジョブカードって大失敗施策だと思ってました。

私、平成21年くらい?かな。わりと初期にジョブカード講習いったんですよ。名古屋まで。

んで、2年間一回も使う機会なかったんです。だから失効。

私だけじゃなくて大阪の社労士誰も使う機会なかったの。


ウソか誠か、この大都会大阪で、ジョブカードの実績、当時大阪府下で年間2件とか聞きました。

まあそれは流石にっておもうけど、それくらい酷かった。

絶対こんな制度なくなると思ったんですよ。


でも今それどうなりました?


「官僚は自分の失敗を認めない」
「官僚は先輩の仕事に失敗の烙印を押さない」


だからジョブカードは今もあるわけです。
なんか新ジョブカードにまでなっちゃってさ。


で、キャリコン。

どうでしょうね。

私は、もう一化けするんじゃないかなと思うんですよ。

法改正あるんじゃないかなあ。

 

独占業務は無理でも、必置資格化。

 

そう、例えば10名以上の派遣社員がいる派遣会社の職場には、1人キャリコン。とかね。

そういうのになる可能性もあるんじゃないかな。


さらに、カウンセリングってのは、数少ない
「ロボットに代替されにくい仕事」なんですよね。


色々あるんですけど、こんな朝から何やってんのって感じですね。


うん。


さ、長くなりましたが、働きます。


今日は職業紹介の申請をしないとね。

 

(追記:平成29年5月31日)

第4回国家資格キャリコン学科試験において、直近の2級キャリアコンサルティング技能検定学科試験より、明らかに難化した出題がなされました。

これは、標準・熟練・指導というキャリコン制度の根幹を理解されていない出題だと感じています。

第18回以降の技能検定学科試験が難化するにしても、直近の2級学科より難しいというのは異常です。

このような、異常であり横暴かつ制度を理解していない出題がなされることまでは予想していませんでしたし、できるはずもありません。

(キャリアコンサルティング協議会に電話で確認したところ、なんと2級学科とあまり差を設けることを考えていない旨の発言がありました。)

当エントリーの内容は試験回数を除いて一切訂正しませんが、あくまでアップした当時の私個人の考えということでお願いいたします。