第2回国家資格キャリアコンサルタント試験の実技試験に合格する為の考え方
第2回国家資格キャリアコンサルタント試験が近づいてきました。
この試験は、合格率はそれなりに高いのですが、評価項目や採点基準が不透明な為、対策が立てづらいという一面があります。
しかも、試験実施機関であるキャリア・コンサルティング協議会は、論述試験ですら模範解答を示していません。
その理由は、
「正答として示すことが、相談者を無視した、表面的・形式的な面接を助長しかねない」
からだと述べられています(緑本)
ぶっちゃけますけど、高々15分で、本質的・実質的な面接ができているかどうかなんて、判断しようがないでしょう。
空手、剣道、柔道、書道、茶道、その他諸々、
全て「型」が大事でしょう。
型がきちんとできていて、そこから型を組み合わせた臨機応変変幻自在応用的なオリジナルの技が生まれていくんです。
アセスメントだって、形式的手順(年齢や精神的疾患の有無による実施の可否)が凄く大切でしょう。だってそれが解って始めてバッテリーテストが組めるんじゃないですか?
形式は大事なんです。
だからまずは「型」(パターン)です。
誰がなんと言おうと。
そして、
型があるから、型に嵌っているかどうかが採点可能なのです。
まずは型を身につけてください。
型とは例えばこれです。
「こんにちは。はじめまして。私、キャリアコンサルタントの○○と申します。
本日は(お暑い中、お寒いところ、足元の悪い中など)お越し頂きありがとうございます云々かんぬん」
そう。オープニングトークです。
これだって大切な型ですよ。挨拶が出来ない人が信頼してもらえますか?
「あ?あんた今日来る客?予約してんの?仕方ないわね、15分だけよ?」
なんて始めてもいいのは、民間資格者だけですよ。
国家資格者はそんなこと言わない。だって品位保持義務があるから。
そして、型があるから多くの試験官がいても一応統一した採点ができるんです。
その型がJCDAでは経験代謝のサイクルなんでしょう。(詳しくは知りませんが)
キャリ協でも必ず型があります。型がないのに統一した採点はできません。
フィーリングで採点されてたまるかーってなもんです。
あ、なんかこの受験生、いいじゃん?おっとりしてるしー包容力ある感じ?
いやー俺はおっとりはペースあわせできてないと思うから減点かなーとか嫌でしょ。
型は必要なんです。少なくともJCDAは型を見ているわけでしょう。キャリ協だって見ています。
あなたらしさを出しましょう
自分が出せない・・
じゃあないんですよ。
受かる為の面接技法を身につけましょう
それを使いましょう。
ですよ。
キャリ協もJCDAも。
受かってからあなたのオリジナルを出していけばいいんです。
受かってからは、それが「あなたの」CLに受け入れられるかどうかは別ですよ。
バカウケするかもしれないし、全く受け入れられないかもしれない。
型にはまらないっていうのは、そういうリスキーなものです。
そのリスキーなことを試験官に見せる必要はこれっぽっちもありません。
キャリ魂塾は、合格する為の型(パターン)に拘ります。
つまり、毎回全員に同じことを教えて、同じことを学んだ全員が合格する。
これが私の目標です。