第2回国家資格キャリアコンサルタント論述試験出題の変更点
第2回国家資格キャリアコンサルタント試験を受験された皆様、お疲れさまでした。
そして、本日22日M7.4という地震が発生しましたが、皆様は大丈夫だったでしょうか。皆様のご無事をお祈り申し上げます。
私もつい先日の19日に、震度3とはいえ、事務所が5Fだからか、結構揺れたので、キャビネットに鍵をかけたり、PCを固定したりしたものですが・・・
阪神震災も経験しましたし、本当に今できる防災というものを考えなければ、と思います。
注意書きの追記
さて、第2回国家資格キャリアコンサルタント試験 論述試験の出題について、下記のような注意が追記されました。
注意:解答は全て解答用紙の行内に記入すること。裏面等に記入されたものについては採点されません。
これは第1回にはなかった文言です。しかも「注意」として記載されています。
私のメールマガジンを読んでくださっている方には、口をすっぱくしてお伝えしましたように、模擬試験でも「行からはみ出たものは一律減点」しました。
また、1行の欄に2行書くなどした場合も採点しませんでした。
解答用紙は、出題者との「非言語コミュニケーション」です。
第1回はそれを汲まなかった方が多かったのだろうと思われます。
なので、わざわざ「注意」という形で記載してきたと。
改めて筆記用具を考える
1行30~40文字、字は読める範囲で小さく書く。そしてはみ出さない。
何度も何度も0.3mmのシャーペンをお勧めしているのはそのためです。
カドのある消しゴムを買ってくださいとお伝えしているのも、
「転記しない」(転記時間が無駄)
「きれいな答案用紙を採点者に届ける」
「隣接する文字が消えるのを最小限にする」
という試験場で大切になるテクニックです。
いかにあなたが素晴らしいキャリアコンサルタントであろうと、字が読めなければ不合格です。欄外に書いたら減点です。
これらのことを、小手先のテクニック、と馬鹿にして指導しない方もいます。
しかし、合格して初めてキャリアコンサルタントになれる(資格を得る)んです。
私は、合格するためにできることは(養成講座の講師は別としても)可能な限り伝えるのが、受験指導者だと思います。
きれいな字は無理でも、丁寧な字を書く、そうすると時間が足りなくなる。
模試よりも時間が足りないのは無意識に「丁寧に書こうとしてしまう」からです。
論述試験は面接試験のモチベーションを維持するという観点からも非常に重要です。
第3回試験の受験を考えておられる方は、ぜひ、このエントリーの記載事項を「小手先のこと」と軽視されないよう、ご留意いただけましたら幸いです。