第2回国家資格キャリアコンサルタント学科試験から考える「養成講座テキストの必要性」
第2回国家資格キャリアコンサルタント学科試験を受験された方から、「養成講座のテキストでは対応できない」というご感想を頂いています。
私ももちろんすべての養成講座のテキストを持っているわけではないので、その感想が即正しいと思うわけではないのですが、
私が受講していた27年度(最新の一つ前ですね)の養成講座テキストでは、カーカフも載っていないし、ホールも載っていないし、もちろんサビカスも載っていなければキャリア構築カウンセリングも載っていません。
つまり、いわゆる経過措置(平成27年度までの養成講座受講修了)で受験される方の場合は、明らかに対応できていない可能性のほうが高いといえます。
なぜか。
それは、旧標準試験では、「記述式」があったため、どちらかといえば広く浅いレベルを「しっかりと書けるように」学習するテキストであったのだと思います。
現在は「より広く、より深めのレベル」の知識を「書けなくてもいいが正誤はしっかり判定できるレベル」で学ぶテキストが必要です。
まず、お手元のテキストを見て
最低限国家資格化が決定した昨年9月以降に改定されていないテキストであれば、あくまで副読本として使う程度にしておくほうがよいでしょう。
メインはやはり↓木村本&渡辺本です。
この2冊をメインに、過去問を解く。これが学科試験合格の近道です。
昨年度までの養成講座受講生(経過措置受験生)の方の場合、
養成講座のオリジナルテキストはあくまで副読本。
それぐらいの認識でOKです。