飲食店の難しさ
私が現在のオフィスに移転してきて、早6年を過ぎました。
梅田という立地柄、近所に飲食店が多いのですが、
とにかく飲食店が出来ては潰れます。
しかも、普通に美味しいのです。
この年末にも1件、歩いて1分のところにあるラーメン屋が潰れたようです。
ここも、定番ラーメンは普通でしたが、チャーハンが絶品で量も多く、また期間限定の鶏白湯ラーメンが美味しかったラーメン屋さんでした。
二軒どなりにあったマンガ読み放題の美味しいカレー屋も潰れました。そのあとにできたのはなぜか「鍋」オンリーの店。
しかもオープンは夏場で、まったく客は入っていませんでした。
最近ランチに普通の定食が加わり、多少は客足が増えたようには思うのですが、いつ潰れてもおかしくなく、従業員にも活気はありません。
飲食店というのは、当たれば大きいとは言われますが、それでも原価率が3割前後と言われ、そこまで美味しい商売とは思えません。
特に、昨今はアルバイトの確保にも苦労されていらっしゃる店舗が多く、もはや「履歴書不要」「即採用」が当たり前といった状況。
年明け早々ではありますが、おいしいお店でも潰れてしまうというのは、寂しいものです。
今度は味噌でも豚骨でも塩でもいいのですが、長く続く安くておいしいお店がくればいいなと思います。