産業カウンセラー面接試験のときの話
以前にも少し触れましたが、
私は産業カウンセラー試験を5年の実務経験(母子家庭等就労・自立支援センター相談員)で受験しました。
今はどうなっているのかわかりませんが、そのときの試験形式は
・受験生2名一組で入室
・受験生がお互いにカウンセリングを5分か10分(忘れました)する
・口頭試問
という形式でした。
私とペアになった方は、養成講座受講生の方でした。
お互いにカウンセリングが終わり、口頭試問。
今もはっきりと覚えています。
養成講座受講生への口頭試問は
「あなたがこの養成講座で得たものはなんですか?」
でした。(あと今後はどうしますか?とか。)
続いて私への口頭試問
「あなたが普段もっとも使っているカウンセリング理論について、そのカウンセリング理論を選んだ理由と合わせて述べてください」
ええええええええええええええええええええええええええええええ
でしたよ。いやまあ実務経験者だから聞きたいって気持ちはわかりますけど、質問のレベル揃えろよ。
でも「民間資格試験」だから許されるんですよ。
「国家資格試験」じゃないですからね。
「民間資格試験」は恣意的な運用をしても許されるんです。
だから「旧標準キャリコン試験」は毎回おおむね合格率が一定だったでしょ。
学科試験に論述を入れて、面接が実技試験ですから、いっくらでも調整可能。
しかも模範解答なしですからね。
そういうものなんです。「民間資格試験」って。
簿記3級ですら合格率10%以下~40%まで幅があるように、いい加減なもんです。
だから相対的に国家資格の重みが増しているわけですね。
日本の場合は。