キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

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「キャリアコンサルタント=カウンセラー」ではありません。

凄く誤解している人が多いというか、受験生を含め、実務を担っているキャリアコンサルタントまで殆どの方が誤解されていることですが、

 

「キャリアコンサルタント=カウンセラー」ではありません

 

カウンセラーがキャリアコンサルタントをすることはあります。

 

しかし、キャリアコンサルタント=カウンセラー、ではないんです。

 

キャリアコンサルタントは、

 

「キャリアに関する部分に特化(それでも範囲は広いが)した、中小企業診断士

 

というようなイメージを持っていただくほうが、実務的にはスムーズに入れます

 

キャリアコンサルタントは、環境に介入することが求められていますよね。

 

例えば、私がこの1年行ってきたキャリアコンサルティングの事例では

 

・社長が仕事を抱え込んでいて、社長に何かあったらと思うと不安
・組織として機能していない
・人手が足りない

・新入社員がすぐに辞めてしまう
・社内の人間関係がうまくいっていない・・

・他業界での残業代の支払い状況はどうなのか

 

というように、「傾聴」による「個人の変容」だけでは対応できるレベルを超えている相談が「ほとんど」です。

 

これらは、「教育研修」「採用計画」「予算管理」「コミュニケーション研修」など、経営層への具体的な提案を行うことで徐々に変わっていくことです。

 

はっきり言ってしまえば、反発もあるとは思いますが、

 

ほとんどの場合、

 

一従業員の認知のゆがみを修正したところで、組織は動きません。

 

これが事実です。

 

カウンセラーになりたいと思われている方には大変申し訳ないと思いますが

 

目の前の患者を助ける、「町のお医者さん」がカウンセラーだとしたら

 

キャリアコンサルタントに求められているのは、「大学病院の医師」のようなポジションです。

 

その病気そのものを根絶するような研究や提言を行うことまで求められる職業です。

 

どちらが優劣と言っているのではありません。

 

そこのところの認識を変えなければ、我々キャリアコンサルタントは公認心理師制度が本格的に稼働する平成30年以降、時間がかかるかもしれませんが、いずれ消えるでしょう。
 

10万人いようが30万人いようが、完全上位互換でしかも健康保険適用までありうると言われている公認心理師には「カウンセリング」の分野では、「知識」「臨床経験」「価格」「ネームバリュー」で絶対に勝てません。

 

しかしキャリコンにはキャリコンの求められる舞台があります。
そこで活躍すればいいのです。

 

社労士には労務知識で劣り
中小企業診断士には経営知識で劣り
公認心理師(場合によっては産業カウンセラー)にカウンセリングで劣る。

にもかかわらず、1時間の料金は5,000円~

 

それでは国民の支持も理解も得られませんよね。

 

社労士には経営知識とカウンセリング力で勝り、
中小企業診断士には労務知識とカウンセリング力で勝り
公認心理士には経営知識と労務知識で勝る。

これがキャリアコンサルタントです。

 

一刻も早く、「助言と指導」ができるキャリアコンサルタントになりましょう。

 

でなければ、キャリコンは助成金終了とともに消えます。