キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

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情報というものは鵜呑みにしてはいけない

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000542-sanspo-ent

 
相変わらずの芸能人ネタですが
 
「月給5万円、源泉徴収所得税)引かれて45,000円ほど」
 
って書いていますよね。
 
我々はこれを鵜吞みにしてはいけないわけです。
 
なぜ、月給5万円で所得税が引かれるんでしょう。
しかも10%近く。
 
給与所得控除65万円
基礎控除38万円。
合計103万円までなら所得税は掛かりません。
 
つまり、
 
「給与(賃金)」
 
ではないってことですよ。
 
そして約10%引かれていることから↓こちらだと思うわけですよ。

(1) 報酬・料金等の支払を受ける者が個人の場合の源泉徴収の対象となる範囲

  1. ホ 芸能人や芸能プロダクションを営む個人に支払う報酬・料金
つまり、給与じゃなくて「報酬・料金」ですよね。
 
そうすると、
 
1.本来雇用契約であるものを請負や業務委託契約に偽装していた。
2.本来請負・業務委託契約であるものを雇用契約に偽装していた。
 
両方の可能性があります。
 
だからこの問題は、事務所が自らの都合のいいように使い分けている可能性がありますよね。
 
最低賃金を割っていい、メイク代や演技指導、ボイストレーニング代を控除していいのは、請負・業務委託契約だから
自らの指揮命令に従わなければならないのは、雇用契約だから
 
みたいに。
 
労働なら指揮命令が発生するし、最低賃金もあるわけで、メイク代やボイストレーニング代は元々事務所持ちなので、給与から控除するという理屈はおかしい。
業務委託なら指揮命令はないので仕事はタレント本人が選べるはず(もちろんある一定期間内の仕事は全て請け負う、というようなハードな契約内容の可能性もありますが)
 
今の業界に入ってから思ったことは、ネットだろうがテレビだろうが情報というものは鵜呑みにしてはいけない、ということです。本当に。