ふむふむ・へえへえ・ほうほうの「聴くフリ3Hマン」から脱却しよう。
キャリ魂太郎です。
タイトルの聴くフリ3Hマン、今思いつきました笑
ふむふむ
へえへえ
ほうほう
を繰り返し、たまにキーワードが出たら飛びついて
「それはお辛いですよね」
「それは嬉しいですよね」
「それは凄いですよね」
なんて感情を反射したり、さらっとほめたり、
「なるほど~なんですね」
とCLが今言ったことを何度も繰り返してイラっとさせる「だけ」のカウンセリングですらなく、「傾聴」ですらないもの。
「聴いているフリ」とでもいうようなもの。
呆れてCLが黙れば
「沈黙は相手に破らせる」
とばかりに「ニコニコしながらこちらも黙る」
これ、やられたほうはたまったものじゃありません。
時間の無駄。
だからクレームになるわけです。
だって相談に来る人は
「不安な気持ち」を抱えたうえで
「時間」「労力」「交通費」を費やして来ているわけです。
相手の立場になって考えることができるなら、こんな聴くフリ3Hで満足するわけがないと思いませんか?
専門家としての技法で相手の「二重の不安」を解消し、
専門家としての知識で「指導・教示・助言・支援」する。
そうしたらCLは
「今日は話を聞いてくれてありがとうございました(だけど時間の無駄でした)」
ではなく
「今日ここにきて自分の思い込みがわかりました。明日から、いえ今日から自分がすることがわかりました。ありがとうございました」
と言って下さるわけです。
何を助言していいかわからない、どんな情報提供していいかわからない
のであれば、それで合格しようというのが間違いです。
そのままで合格できると言っている講師が間違っているんです。
(だからキャリ魂塾では、法律や制度で押さえておくべき知識は講座でお話しします)
専門家・国家資格者の試験です。
140時間くらい勉強した元素人が「ふんふんへえへえほうほう」言って合格するほうがおかしいと思いませんか?
だから、学科試験の勉強をきっちりするわけです。
学科試験で得た知識はCLとの関係構築と助言・支援に使うためですから、「学科試験は学科試験」なんて切り離しているようでは専門家ではありません。
キャリアコンサルタントは、「キャリアコンサルティング」の専門家です。
「キャリアコンサルティング」とは(傾聴技法によって得られた情報に基づく)指導と助言です。
ここを勘違いしないようにしましょう。