国家資格キャリアコンサルタント学科試験超詳細解説1
キャリ魂太郎です。
今更ではありますが、国家資格キャリアコンサルタント学科試験を、時間を見つけて超詳細に分析していきたいと思います。
おそらく、どこの講座・どの講師よりも詳しくやります。
私はサラリーマン講師ではないので、残業の概念がありませんからね笑
ただ、そう簡単に終わらないので、のんびりじっくりと取り組んでいきたいと思います。
あと、著作権の関係があるので、問題文は載せません(以後も同様です)。
第1回国家資格キャリコン学科試験問1-1分解
それでは、第1回国家資格キャリアコンサルタント学科試験問1肢1を更に分解してみましょう。
我が国の産業の根幹はものづくり分野
まず
「我が国の産業の根幹はものづくり分野」
なんですか?
損害保険分野じゃないんですね?
もちろん「まあそうだろうな」で回答してもいいと思います。
しかし、過去問はしゃぶり尽くす。
とことんしゃぶり尽くす。
過去問には、一言一句無駄はありません。
「ものづくり」とは?
では「ものづくり」とは?
そして「我が国の産業の根幹は医療分野」
ではない
と言い切れる根拠は?
あいまいなところは全て潰しましょう。
1.「ものづくり」とは
ものづくりとは日本の製造業と、その精神性や歴史を表す言葉である。
wikipediaより。
つまり、この場合、「ものづくり分野」とは、日本の製造業を指すと言ってよいでしょう。
2.我が国の産業の根幹はものづくり分野
我が国の産業の根幹は、「ものづくり(製造業)分野」なのか?
この疑問に答えてくれるのが
経済産業省の「ものづくり白書」。
そこには
「製造業は我が国GDPの2割弱を占める基幹産業」
としっかりと書かれています。
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2015/honbun_html/010102.html
そして、内閣府の
平成26暦年の経済活動別(産業別)のGDP構成比(名目)によれば
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h26/sankou/pdf/seisan20151225.pdf
製造業は18.7%です。確かに2割弱ですね。
そしてサービス業が19.8%なんです。
26年に関してはサービス業が製造業を追い抜いていますね。
だから、出題された年も重要です。ものづくりはGDP構成上、1位かどうかは年によって違うということになります。
しかし、今回は「根幹」ですから
製造業とサービス業で日本のGDPの4割弱を占める。
なるほど、「ものづくり(製造業)分野」が根幹であることは、正しいということになりますね。
分析は講師・講座に任せよう。
もちろん皆さんはこんなことをする必要はありません。
こういうことをするのは、私(講師)だけでいいんです。
ただ、疑問があると気になって進まないことってありますよね。
そういうときにまた見ていただければと思います。
キャリ魂太郎でした。
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