キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

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国家資格キャリアコンサルタント面接試験:メモを「取る」「取らない」は臨機応変に。

おはようございます。

 

日本一しゃべるキャリコン

 

キャリ魂太郎です。

 

今日は「メモ」について。

臨機応変にメモを取るのは、実務上の話です。

試験に際してはキャリアコンサルティング協議会では1級キャリアコンサルティング技能検定面接試験以外認められていません。

JCDAでは国家資格キャリアコンサルタント試験ではメモが取れますが、あまり良い話は聞きません。

 

塾生の方に聞いたお話によると、

 

「メモを取るな」

 

と指導する講師がいるそうです。

 

某3業カウンセラー協会でも、メモを取らないよう指導している方がいるようですし、

メモを取ることに罪悪感を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

これは、

 

「クライエントから結婚の報告があってもお祝いするな」

「昇進したと言われても、良かったですねと言うな」

 

という指導と一緒で、非常に

 

「トンチンカン指導」なんですよね。

 

メモを

 

「取る」か「取らない」か、

 

なんて、そのときどきで臨機応変に対応すればいいだけなのです。

 

それをなぜ最初から

 

「取るな」

 

と決めつけ、指導するのか。

 

ホント、その講師の認知が歪みまくりですね。

 

メモを取るのを嫌がるクライエントはほとんどいない。

実務では、事前に一言

 

「面談に当たっては、誤解が生じることをできるだけ防ぎたいので、メモを取らせて頂いてよろしいでしょうか?」

 

と言えば、普通はOKです。

(調書のようにメモを取りまくるのはNGですよ)

 

ここで、相談者がメモを拒否したとしたら、「おかしい」と感じなければならない。

 

何かがおかしい。ラポールができていないとか、キャリアコンサルタント自身に問題があることもあれば、クライエントの過剰防衛のこともあるでしょう。

 

そもそも「自分の意志」で相談に来たのならば、通常はメモをとることにOKを頂けるわけですが、

 

例えば、親に無理やり連れられてきたニートの方や、セルフキャリアドックで社長に言われて渋々来た従業員の方とか、そういう「不信感」を持っているケースでは、メモや録音は拒否されることがあります。

 

そういった「違和感」に気づいたら、その場合はメモを取らずに相談者に対応すればいいだけのことです。

 

普通はメモを取るのを嫌がるクライエントなんて本当にいませんよ。

 

だって、

 

誰だって

 

「言った」「言わない」

 

のトラブルは避けたいことだから。

 

誰だって、自分の言ったことが相手に正確に伝わっているかなんて、分からないから。

 

その気持ちに寄り添えば、「メモを取る」はずなのです。

 

だから、弁護士さんなんて、警察の取り調べ並みにメモを取りまくります。

それが弁護士業務にとっては本当に大切なことだし、相談に来た人が大切と思っていないことが、裁判や相手との交渉の中で有用なヒントになることもあるわけだから。

 

だから、メモする。これは本当に大事なことです。

 

特に、経験が少ない間は、

 

「観察より大事」なんですよ。本当に。

 

人は20分後に42%を忘れる。

有名な、エビングハウス忘却曲線によれば、

 

人は記憶したことの42%を20分で忘れるそうです。

 

だからこそ、メモや録音が必要なんですね。

 

セミナーや研修の経験だけは豊富で、面談の経験の少ない講師もたくさんいますから、

 

そういった講師の言うことを真に受けないようにしてください。

 

だって

 

あのサビカスも「メモを取る」んですよ。

 

まあ、「サビカスのように、観察もできる人はメモを取っていい」と言うのかもしれませんが、

 

それなら最初から

 

「観察ができていると感じる人や、面談に慣れてくれば、メモを取っていいですよ。ただし、メモに気を取られて観察がおろそかにならないようにしてくださいね」

 

と指導すればいいだけのことです。

 

そして、メモを取って、面談が終わる際に

 

「今日お話しいただいたことを確認しますので、メモを読み上げますね」

 

と言えば、

 

誤解の生じる可能性を小さくできます。

 

そしてそれは、カウンセラー自身のリスクマネジメントにもなります。

 

また、いくら観察が大事と言っても、

 

観察で得た情報はどこまでも

 

「カウンセラーの主観」

 

でしかありません。

 

しかし、メモに記載した内容は、あとで共有することができます。

 

だから、

 

JCDAでも試験時にメモを渡してもらえるし、

 

キャリコン試験の最高峰、1級キャリコン技能検定試験でも

 

「メモを取っていい」のです。

 

(JCDAのメモは罠の可能性も捨てきれませんが笑)

録音も同じ。

同じことは、録音にも言えます。

 

録音しているとクライエントの本音を引き出せない

 

なんて言う講師がいるそうです。

 

ロジャーズは録音をしまくってますよ?

 

そんなことも知らない講師が、傾聴傾聴で録音をするな、なんていうわけです。

 

見当違いも甚だしい。

 

大事なことは、

 

「録音をすることと、その理由を伝え、納得してもらうこと」

 

そして、ロジャーズのように、

 

「録音の有無にかかわらず、何でも話してもらえるラポールを築くこと」

 

ではありませんか?

 

と、私は思いますが、皆様はいかがでしょうか。

 

実務では特に、講師の指導は絶対ではありません。

 

自分で考え、判断する習慣をつけてくださいね。

 

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