国家資格キャリアコンサルタント試験:学科試験の勉強時間があまりとれませんが、合格できるでしょうか。
キャリ魂太郎です。
勉強時間がとれず、合格できるだろうか、不安である。
といったご質問に対する私の回答です。
- 質問:事情があり勉強時間の確保が難しいのですが、キャリ魂塾の講座を受講すれば合格できるでしょうか。
質問:事情があり勉強時間の確保が難しいのですが、キャリ魂塾の講座を受講すれば合格できるでしょうか。
回答:私が「事情があり受験対策や試験分析をする時間の確保が難しいのですが、受験生に対してこれでよいでしょうか?」と言ったらどう思われますか?
勉強時間がとれず、合格できるだろうか、不安である。これは、キャリコン試験的に言えば、
主訴:勉強時間が確保できないが、合格できるだろうか。
見立て:キャリコンという職業についての仕事理解が足りない。
ということになります。
当然のことながら、同じ悩みを抱える方それぞれの、これまでの学歴、職歴、資格取得歴等について、私は存じ上げませんので、一般論でお答えすれば、ということになることをご了承ください。
国家資格キャリコン学科試験合格に必要な勉強時間は約60~100時間
国家資格キャリコン学科試験合格に必要な勉強時間は、概ね60時間~100時間です。
内訳としては、
講義…24時間
まずキャリ魂塾の講義を最低3回復習しましょう。1回8時間として、3回ですから24時間となります。
過去問演習…30時間
過去問を1問解く(解説を読む)のに平均約1分かかります。
1~6回で300問(50問×6回)ですから300分つまり5時間です。
これを6回繰り返して頂きますから30時間。
読むだけ論点…2時間
読むだけ論点は1回20分。これを6回で2時間。
youtubeキャリ魂太郎動画…6時間
youtubeのキャリ魂太郎動画も必ず見て下さい。ズバリ的中している論点もあります。
これが約3時間×2で6時間。
合計62時間
以上を合計すると、62時間となります。
しかし、繰り返すほど効率化できることを考えれば、勉強時間はさらに短縮できますので、苦手論点を潰すのに時間を使ったとしても、一般的な社会人であれば、概ね100時間あれば合格できるということになります。
キャリアコンサルタントは「愚痴聴き」ではなく、「国家資格者」である。
キャリアコンサルタントは、単なる「愚痴聴き」ではありません。「愚痴聴き」がしたいなら、資格は必要ありません。好きに始めて下さい。
法律、労働経済市場、カウンセリング技法について、専門家と言える知識・経験・スキルがあるからこそ、国家資格者なのです。
そして、国家資格者、プロと呼ばれる方を目指されるのに、100時間程度の勉強は当然ではないでしょうか。
試験日まで残り2か月あるなら、1日約1.5時間、1か月なら1日約3時間です。
逆に、その程度も勉強せずに合格できる試験ならば、「国家資格」である必要はないでしょう。
勉強時間が確保できないのは関係がない
勉強時間が確保できないというのは、社会人受験生が殆どのキャリコン試験では、別に珍しいことではありません。
そもそも、受験生の皆さんの使える時間も平等ではありません。
なので「勉強時間が確保できない」のは、どのような事情であれ、関係のないことです。
今年も風水害がありました。ご家族が亡くなった方もいるでしょう。会社が倒産された方もいるでしょう。
全て関係ありません。あなたが「受験できること」それ自体が恵まれているのです。
相談者の立場で考えましょう
相談者の立場で考えたとき、僅か100時間も専門的な勉強していない方に、自分の問題を相談したいと思えるでしょうか。
(繰り返しますが、これはあくまで一般論です。これまでの経験で勉強時間は短縮できることもあると思います。)
勉強時間を確保できないのなら、本来受験すべきではない
キャリコン受験生は社会人受験生が殆どであり、皆様当然様々な事情があります。
その上で、私も極限まで効率を重視して学習内容を厳選しております。
合格レベルに達する程度の勉強時間を、本当に捻出できないのであれば、それは本来受験するべきではないということになります。
助成金の申請に必要だとか、会社でどうしても必要と言われて取らなければいけないとか、全て関係のないことです。
相談者は、キャリコンをプロだと思って相談に来るのです。
勉強時間が取れないのであれば、受講しないで下さい。そして、キャリ魂塾の講座を受講するのであれば、必ず勉強してください。
その重みを受容し、限られた時間の中で、真剣に、努力を惜しまない方に受講して頂ければと思います。
更に言えば、私は、塾生が勉強すると思っているからこそ、不合格であれば受講料を全額返金するのです。
勉強しない=「寄り添う」ことができていない
勉強をしない方が、相談者に「寄り添っている」わけがありません。
「寄り添う」とは「相談者に最高のサービスを提供する」こと。
「寄り添う」とは「相談者に最高のサービスを提供する」ことです。
古い知識、自分の経験だけ、一つの技法への固執、こういった能力で相談者に対することは「寄り添い」の対極である「傲慢」です。
勉強をし続け、あなた自身の知識や使える技法を増やし、経験を積み、練習を繰り返し、SVを受け、自分自身の最高と思うサービスを提供すること。
これが
本当に「相談者のことを考えて寄り添っている」ということ
です。
オウム返しや相槌そのものは、何の「寄り添い」でもありません。
寄り添った「気になっている」だけです。
回答:「事情があり受験対策や試験分析をする時間の確保が難しいのですが、お金を払って受講して頂いている受験生に対してこれでよいでしょうか?」
最初の私の回答に戻ります。
勉強時間が取れないけれど合格したい、というのは、
私が、
「事情があり受験対策や試験分析をする時間の確保が難しいのですが、お金を払って受講して頂いている受験生に対してこれでよいでしょうか?」
と言っているのと同じだと思われませんか?
お気を悪くされたかもしれませんが、私は、塾生の皆様のご家族の次に、塾生の合格を祈っております。
どうぞご容赦ください。