キャリコンになろう!キャリアコンサルティング技能検定・国家資格キャリアコンサルタント試験対策のキャリ魂塾

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キャリアコンサルタント面接試験(キャリアコンサルティング技能検定面接試験)と実務の違い…要約は多用しない。

おはようございます。

キャリ魂太郎です。

さて、いよいよキャリ協も面接試験ですね。

受験される方、頑張ってください!

キャリコン「面接試験」では「要約」は鉄板だが、実務ではリスキー。

キャリコン面接試験では必ず要約をして下さい。

これが、鉄板です。

2級では、20分の中で3回要約するようにと指導している方もいます。
(それ自体は特に否定するものではありません。
 それで合格されたのでしょうから。)

しかし、実務では要約をしすぎるのはリスクがあります。

だってそうでしょう

「あなたの言っていることを整理しますね」

というのは、

「お前の言ってること、
 あっちゃこっちゃにとっ散らかってて、よう分からんから整理するわ」

と言っているのと同じだからです。

 

要約はマウンティング行為である。

要約ってね、上から目線ですよ、相談者に対して。

マウンティングしようとしているんですよ、相談者に。

もっと言えば、ケンカ売ってるんですよ、相談者に。


「あなたの言いたいことを整理しますね」

って、どう考えても、超上から目線の言葉です。

悪いですけど、もしリアルで私が言われたら、カチンときます。

はい、ラポール終了!って感じですね。

ずーっと私はそう思っていて、要約を鉄板技法として指導するのは

基本的に「試験だけ」

にしていましたが、梅津順江さんという方が

「心理マーケティングの基本」

という本の中で、「やたら話を丸める、その場を仕切る」という表現で

要約を戒めておられました。

やっぱりそうだよね。

同じように考えている方がいて、嬉しいと思った次第です。

 

養成講座で学んだことは絶対ではない。

養成講座で学ぶことが、全て間違っているわけではありませんが、

実務的に使えないことも多く含まれていることは間違いありません。

例えば、何度もお伝えしているように、「オウム返し」

機械的に繰り返したって、なんの意味もありません。

相手に気づきを与えるポイントで繰り返したり、

話を広げるための手段として繰り返すから意味があるのです。

実務的に使えない指導は、さっさと捨てましょう。

1,000人のクライエントがいれば、

1,000通りのアプローチがあるはずです。

養成講座で指導されたことにこだわるのは、

決して寄り添いなどではありません。

我々が学んでいることは、物理的な法則ではないのです。

例えば、

古宮昇さんという方は「マンガでやさしくわかる傾聴」という書籍の中で

「褒める」ということはカウンセラーの価値観であり、

「カウンセラーに褒められるように行動させてしまう」

と述べられています。

私なんかは、養成講座で「褒めろ」って教えられましたし、

実際に褒められるということはラポール形成に役立つと考えていますから

褒めますが、古宮さんは違う考え方をお持ちということです。

実務では「自分のやり方」にこだわらず、いろんな考えを見聞きしながら

最善と思う方法を提供すればいいのです。

柔軟にね。

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