キャリアコンサルタント学科試験予想問題を作ってみました。
キャリ魂太郎です。
そろそろ第4回国家資格キャリアコンサルタント学科試験が迫ってきましたので、ちょっと予想問題を作ってみました。
第4回国家資格キャリアコンサルタント学科試験予想問題
問題
第10次職業能力開発基本計画によると、下記の選択肢のうち、正しいものはいくつあるでしょうか。
ア.就職氷河期世代の非正規雇用労働者は職業能力開発機会が乏しいことが課題となっているため、雇用対策とは別個に、これらの者に対する 継続的支援によるキャリアアップの実現が引き続き重要である。
イ.労働者等のキャリア形成といった観点からは、将来の経済社会と就業構造の変化を見極めることが必要なため、先手を打つというよりも、変化の後に対応していくことが重要である。
ウ.職業訓練の実施は産業界や地域のニーズを踏まえ、都道府県がコーディネーターの役割を果たしつつ、市町村・訓練実施機関・産業界等の関係者を有機的に結び付けた上で、職業訓練の実施を図ることが必要である。
エ. 経済社会環境の変化に対応していくためには、個々の労働者が自らのキャリアについて主体的に考えるよりも、雇用に責任を有する事業主が、定期的に労働者の能力開発の目標や身に付けるべき知識・能力・スキルを確認する機会を整備することが重要である。
1.1つ
2.2つ
3.3つ
4.なし
答えは…
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まだ見ないでください。ちゃんと考えて。
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考えました?カンじゃだめですよ。
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では解答します。
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といいつつ引っ張ります。
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正解は
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4。なしです。
本問の解説
① 非正規雇用労働者(就職氷河期世代)…職業能力開発機会が乏しいことが課題となっていることから、雇用対策と一体となって、これらの者に対する 継続的支援によるキャリアアップの実現が引き続き重要。
② 労働者等のキャリア形成といった観点からは、将来の経済社会と就業構造の変化に先手を打って対応していくことが重要。
③ 職業訓練の実施は産業界や地域のニーズを踏まえ、国がコーディネーターの役割を果たしつつ、都道府県・訓練実施機関・産業界等の関係者を有機的に結び付けた上で、職業訓練の実施を図ることが必要。
④ 経済社会環境の変化に先手を打って対応していくためには、個々の労働者が自らのキャリアについて主体的に考え、定期的に自身の能力開発の目標や 身に付けるべき知識・能力・スキルを確認する機会を整備することが重要。
第10次職業能力開発基本計画からの出題でした。
本問の難度
難度としてはB(やや難しい)です。
エは「労働者~よりも」っておかしいから絶対に切れるし、アも「別個」という言葉に引っかかりますよね。
イがそれっぽいと思ってしまうかもしれないのと、ウですね。悩むのは。
特にウは、「地域のニーズ」という言葉にひっかかると正しいと思えてきます。
なのでBとしました。
予想問題を簡単にすると、どうしても甘くみてしまうことになりがちなので、たいてい模擬試験や予想問題というのは本試験よりもちょっと難しめになりますね。
この問題が、根拠も含めて回答できていれば、学科試験は相当デキると言えます。
ちなみにこれも「キャリ魂塾オリジナルマル秘学科テキスト」に掲載されていますからね。
楽しみにしていてください。
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