第1回国家資格キャリアコンサルタント試験合格率の波紋・・合格率が資格の箔だと勘違いしている方々
第1回国家資格キャリアコンサルタント試験の発表から早1週間が過ぎましたが、
まだ
2団体での合格率の違い
合格率が予想されていたよりも高かった(私は8月の段階で50%前後と予想しています。)こと
で、教育団体、受験生の間で物議をかもしています。
それはそれとして、
合格率が低いほうが資格の値打ちがある、と勘違いしている、ナナメ上思考の講師もいます。
はっきりいいますが、
資格の値打ちは合格率などではありません。
極論を言えば、医師国家試験の合格率は90%越えです。
そこまで極論を言わなくとも、
臨床心理士の合格率、知ってますか?平成27年度で60%越えてます。
そして、
労働衛生コンサルタント
みなさん、これらの資格の合格率、知ってますか?
知りませんよね?
そう、資格の合格率など、一般の方からすれば一切関係ないのです。
資格の値打ちは、
資格者個々人が作り上げていくものです。
それを「合格率は低いほうが値打ちがある」とのたまう講師。
そりゃそうでしょう。
「あんたは合格してんだから。」
先に合格した者からすれば
・試験合格率が低くなる
・試験が難しくなる
・受験料が高くなる
これ、そりゃ、一資格者からすればそれなりに歓迎ですよ。労せず参入障壁が上がることは、競争相手が増えなくていいことだから。
だけど、それを講師が言うべきことではない。
国家資格者ですからね。
キャリアコンサルタント資格の値打ち、価値は、
個々のキャリアコンサルタントが、クライエントやクライエントの所属する企業団体、社会に対して、どのようなアプローチを行ったかによって、高められるものであって、決して試験の合格率によって高められるのものではありません。
どんな資格でもそうですが、昔の簡単なときに合格して、偉そうなこという先生っていますよ。
中には試験免除とかなのに偉そうな先生もいます。
ああいう先生にはなりたかないですね。
そうそう、税理士とか、以前は大学院2つ行けば試験免除ですよ。
無試験で税理士なっているし、確か商学か経済、法学とかの大学院2つだから税法すら勉強してないわけですよ。(まちがってたらすみません)
でもそんなの我々は気にしてますか?関係ないんですよ。
資格の値打ちは合格率じゃない。
そういう考えです。私は。