国家資格キャリアコンサルタント試験をJCDAで受験するということ。
第1回国家資格キャリアコンサルタント試験合格発表において、
キャリ協とJCDAの
合格率の差異に言及されているサイトはよく見かけます。
しかし、これは結果だけのことです。
最大の違いはもっと根本的なところです。
キャリ協は
様々なキャリアコンサルタントとしての旧標準該当資格をお持ちの方、またはそういった資格のない方も試験官として採点する(であろう)ことが想定されます。
なぜなら、2級技能士も「CCの在り方は自由」と試験概要にも記載されており、自由なロープレを行うことができ、実務経験のみで受験できる為、2級どころかいきなり1級も受験可能です。
なので、多種多様なバックボーンをお持ちの方が所属されている団体です。
それに対してJCDAは、おそらく全ての試験官がCDAホルダーです。
「CDA養成講座を受講した方が、CDA資格認定試験を受験、合格し、JCDAに入会し、CDAとして経験代謝を使ったキャリアカウンセリングを行うキャリアコンサルタント」がJCDAの国家資格キャリアコンサルタント試験の試験官のはずです。
(もしそうではないなら謝罪・訂正をいたしますのでご指摘下さい)
さて、このJCDAの試験官に、そもそも「自由なCCを評価できるバックボーンがある」と言えるでしょうか?
たとえて言えば、
千葉道場(北辰一刀流)で天然理心流の型を見せて、それを評価できる人がいるでしょうか。
たとえが一般的じゃないか笑
でも、そういうことですよ。
そこに切り込まなければならないんですよ。養成講座指導者も受験指導者も。
JCDAは、せめて試験官の半数は他流(他養成講座出身)試験官を配置するべきでしょうね。