JCDAの第3回キャリアコンサルタント論述試験問題を解いてみた。
はい、日本一しゃべるキャリコン、
キャリ魂太郎です。
明日(もう今日ですが)、JCDAの論述試験を受験するのですが、
CDA養成講座を受講したことのない私には、
JCDAの論述問題が、さっぱりわかりません。
だって
「主訴」
って何ですか?
私の持っている、
「産業カウンセリング辞典」
には載っていません。そんな言葉。
カウンセリング業界の偉大なる先達、
國分康孝先生の編した
「カウンセリング辞典」
にも、「主訴」なる言葉は掲載されていません。
古いからですかね?
Google先生に「主訴」と尋ねると
主訴(しゅそ)とは、患者が最も強く訴える症状のこと。 胸痛・発熱といった、患者が来院するきっかけとなった主な訴えであり、診療はここから始まる。 カルテ等にはC.C.(chief complaint)と略して記される。
と答えてくれます。
「患者」と書いていますね。
どこにも、「クライエント」や「ヘルピー」、「相談者」とは書いていません。
いつ、どこで、どのように「キャリアコンサルティング業界」で
「主訴」
という言葉が定義されたのでしょうか?
JCDA、まずこの点について明らかにするべきです。
これは「国家試験」です。
一部の団体が使う言葉を、さも当然のように出題するのは不適切なのです。
キャリアコンサルティング(カウンセリング)業界において、
「主訴」
とはなんでしょうか?
私は、養成講座でこの言葉を「主訴という言葉は、使わない団体もあるから、試験では主訴とは書かないほうがよい」と学びました。
そっちのほうがまあ筋は通っていると思いますよ。
だって当の
キャリアコンサルティング協議会が「主訴」という言葉を出題しないわけですから。
なぜか。
そんな言葉は、「キャリアコンサルティング業界」では定義されていないからではないでしょうか。
とはいえ、まあ出題されているのだから、調べようと思って、あっちこっちのCDAホルダーの方のサイトを読みましたよ。
結論
「全員言うてること違うやん」
さて、JCDAという団体が、作った国家試験問題に
キャリアコンサルタントの応答が
相応しい
相応しくない
を書かせるものがありますが、
JCDAはまず自らにこの言葉を問いかけるべきですね。