「座る位置」について、平木典子先生の考え方。
養成講座で学ぶことは、絶対でもなければ正しくもない、ということで、今回は「座る位置」について、間違った知識をお持ちであれば、ぜひ改めていただければと思います。
そんなわけで、平木典子先生と袰岩 秀章先生の著書である「カウンセリングの技法 臨床の知を身につける」(北樹出版)p24より「座る位置」について述べられている一節をご紹介します。
あなたは、「対面で着席するとCLに威圧感を与える」的なことを学びませんでしたか?
アサーショントレーニングでも有名な平木先生は、大雑把ではあるが、と断ったうえで
「CLの座り方から、CLの見立てが可能になった」経験がある。
と教えてくださっているわけです。
平木先生は、「座る位置も非言語コミュニケーションであるから、活用しよう」という姿勢です。これは本当に凄い。脱帽です。
そう。「180度対面で座ることは威圧感を与えて好ましくない」と決めつけることも、準拠枠と考えることができますね。
第一線、一流のカウンセラーは、座る位置も非言語コミュニケーションとしてとらえ、そこからもCLの情報を得ようとしているわけですね。
この姿勢。学ぶべきはこういった姿勢であり、決して
カウンセリングは2:8やら3:7と決めつけられることではありません。
キャリ魂太郎でした。